顔にできた「しみ」
鏡を見る度に「このシミ消えてくれないかな・・・」って思いますよね。
シミは大きく分けて5種類あり、種類によって薬で改善できるものと改善できないものがあります。
自分のシミがどの種類なのか?どんな事に気を付けるといいのか?を知って下さい。
< シミの種類 >
1. 紫外線が主な原因の「老人性色素斑(日光黒子)」
2. 女性ホルモンの乱れが主な原因の「肝斑」
3. 遺伝による影響が主な原因の「そばかす(雀卵斑)」
4. ニキビ跡等が茶色くなって肌に残ってしまうのが主な原因の「炎症後色素沈着」
5. 皮膚の老化が主な原因の「老人性ゆうぜい(脂漏性角化症)」
上の1から4のシミは、薬での改善が期待できますが、色がかなり濃くなったシミや、老化が原因の
シミは皮膚自体が変化してしまっているため、薬での改善が難しく、医療機関でのレーザー治療等
が効果的です。
シミの薬には、「処方薬」と「市販薬」がありますが、それぞれにメリットとデメリットが
あります。
市販薬を購入する際は、自分のシミに効果のある成分を選ぶことが大切です。
下記を参考にして下さい。
【老人性色素斑】
メラニンと呼ばれる黒い色素が肌に沈着している状態なので、
できてしまった色素を薄くする「ハイドロキノン」やシミ予防の「ビタミンC」が有効です。
【肝斑】
これ以上増やさない様に予防するのがポイントですので、シミの元(メラニン色素)を予防する
「トラネキサム酸」や「ビタミンC」が有効です。
【そばかす】
予防と改善効果のある成分「L-システイン」「ビタミンC」が有効です。
【炎症後色素沈着】
できてしまった色素沈着を改善する成分「ハイドロキノン」「ビタミンC」が有効です。
処方薬に比べると、市販薬の効果は穏やかです。
薬で改善すると同時に、これ以上作らないように予防することが大切です。